決算書【けっさんしょ】
企業は、経済活動を記録・分類・集計することにより、損益計算書
と貸借対照表、キャッシュフロー計算書等を作成します。
そもそも
決算書はなぜ必要かといえば、事業の元手を出資する側
にある資本家と会社の経営を任されている経営者の関係にあります。
資本家は常に経営者に投資することにより、事業を円滑に運営させ
ることにより得られる利益を分配してもらう仕組となっています。
昨今では、企業が長きに渡り事業を運営している中で、資本家とし
てはどこかで企業側に利益を清算することによって、利益を分配し
てもらう必要があるのです。
こうした理由に基づいて一定の期間で区切りながら利益の計算を行
なう仕組が誕生することとなり、これを決算といいます。
日本では、会社法や税法などの法律により、最低1年に1回は決算
を行うことで、適正な利益を計算することが定められており、それに
基づき、税務申告や決算公告を行なうことが義務づけられています。
そして、上述した決算における様々な要求にこたえるために、簡潔
な報告書類が作成され、この報告書が決算書となります。
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